乳滴/2020年2月1日号

気象変動と私達の未来

2020-02-01 乳滴

例年雪の下で越冬するはずの農作物が暖冬のせいで寒風にさらされてしまい、凍害の恐れがあるという報道があった。スキー場など雪頼みの観光地で「雪乞い」が行われたというニュースも。雪不足は春以降の水不足にもつながりかねず、今後が心配だ。


南半球の豪州は今、夏だが、森林火災(bushfires)が長期化・広域化しており、多くのコアラや野生動物が犠牲になったと日本でも報じられた。現地メディアによれば豪州南東部の畜産業においては数千頭の牛、羊、馬が犠牲との情報もある。家畜を処分せざるを得なくなった酪農家の悲痛な声も伝えていた。


近年豪州では温暖化により特に夏の間、森林火災が深刻な社会問題になっている。畜産農家は停電、燃料切れ、飼料不足に陥り、火傷を負った家畜を安楽死させなければならず経済的にも精神的にも大打撃だ。消費者にとっても牛乳・乳製品等畜産物の供給減という影響が及ぶわけで、一刻も早い収束を願う。


突発的な地震・津波災害とは異なり、目に見えない形で徐々に進む気象変動は、豪雨や干ばつ等の形で我々に悪影響を及ぼす。気象変動が森林破壊等、人間の経済活動によるものであるなら、抜本的な対策を講じなければ、結局人間が苦しむことになる。

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