乳滴/2020年5月1日号

注視が必要、食糧情勢

2020-05-01 乳滴

新型コロナウイルスにより、世界的な食糧危機の恐れがあると4月1日、国連食料農業機関(FAO)など3機関が共同声明を出し警告した。感染拡大により、農業生産から食品加工、物流、販売といった消費者に届けられるまでの世界の食糧供給網が妨げられる恐れがあるからだ。ロシア(小麦)やベトナム(コメ)など一部の食料輸出国では輸出規制の導入を始めた国もある。


わが国は「食料品は十分な供給量・供給体制を確保している。海外からの輸入が滞っていることもない」(農水省)と説明。コメは政府備蓄と民間在庫合わせて消費量の6・2カ月分、小麦は2・3カ月分。大豆は民間在庫が1カ月分あるという。また、わが国に大きな影響を与える米国や豪州、カナダなどは農産物の生産量の半数以上が輸出されており、簡単には輸出制限しそうにないとの研究者の意見もある。


FAOによると、すでに世界では約1億1300万人が急性の飢餓に苦しむ。輸出国が自国を優先し輸出制限に走ることは、価格の急騰や価格変動の増大をもたらし、結果的に弱者を苦しめることになる。「回避しなければならない人道的災害である」(FAO)。様々な想定外の事態が起きており、わが国の食糧・飼料情勢も注視することが必要だ。

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