乳滴/2021年3月20日号

されど「バターナイフ」

2021-03-20 乳滴

バターをたっぷり塗ったパンが好きだ。家庭用バターの消費は堅調で、Jミルクの需給短信(3月4日)によると、2019年度からは10%以上伸びて推移している。バターに関し、冷蔵庫から出した時に、塗りやすかったら消費が伸びるのではと気になっていた。


そこでバターナイフをいくつか用意し、本会職員の協力を得て試してみた。事前に一番効果がありそうだと思ったのが、加温式バターナイフ(約2500円)。しかし、少し大きめなことや準備に手間を要するため、業務用向きで家庭では使いにくい。千円程度の小型サイズがほしいものだ。


熱伝導率の高い素材を使用、傾斜角度をつけたナイフ上部にギザギザが入ったもの(1320円)はどうか。スプーンでもバターは削れるが、パンには塗りにくい。その点、バターを薄く塗りやすかったと比較的好評だった。「500円~1000円以内」を希望。100円ショップで購入したステックのりタイプの容器は、やはり準備が少しおっくう。結局、トーストでパンを焼く際にバターを乗せれば問題ないとのもっともな意見もあった。


「調味料の穴を大きくしたら販売量が伸びた」という話は都市伝説的なもので、メーカーによると本当ではないらしい。「たかが」ではなく「されどバターナイフ」だ。

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