全酪新報/2016年6月10日号

「3年連続で追加輸入へ」バター6千㌧、脱粉2千㌧等―国内生産で需要満たせず

2016-06-10

農水省は5月31日、今年度のカレントアクセス(CA、毎年、生乳換算13万7千㌧の輸入義務)の枠外で、バタ-6千㌧(生乳換算7万4040㌧)、脱脂粉乳2千㌧(同1万2960㌧)、加糖れん乳500㌧(同3345㌧)を追加輸入すると発表した。追加輸入の発動は3年連続となる。バターは10月末までに売り渡す。これにより年度末のバター在庫は前年を上回る見込み。

お断り=本記事は6月10日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「2016年度の生乳生産、前年割れを予測」―Jミルク「乳製品向け、下期で減少」

2016-06-10

Jミルクが5月31日に公表した需給見通しによると、北海道の生乳生産量は392万7千㌧で1.0%増(閏年修正後、以下同)となる一方で、都府県は340万5千㌧で2.7%減と前年度より減少幅が拡大した。その結果、全国ベースで733万2千㌧、0.7%減と見込んでいる。


用途別処理量では、牛乳等向けは392万㌧で0.6%減、乳製品向けは下期にかけて減少幅が広がり、335万7千㌧で0.9%減の見通し。


乳製品需給では、バターの生産量は6万4千㌧で3.4%減、出回り量は7万5500㌧で0.9%増。そのため、今回の乳製品追加輸入が実施されない場合、バターの期末在庫量は1万7600㌧(20.2%減、2.8カ月分)まで落ち込む。


脱脂粉乳の生産量は12万5600㌧で3.5%減、出回り量は13万8500㌧で2.2%増の見通し。追加輸入がない場合の期末在庫量は4万5500㌧(11.7%減、4カ月分)と見込んだ。

「中央酪農会議が報道関係者に日本酪農の現状を説明」―愛知の酪農家・清水さん「指定団体の役割大切」と強調

2016-06-10

中央酪農会議は6月1日、「牛乳の日」にあわせて日本の酪農を取り巻く現状について理解を求めるため「いま、日本の酪農を考える」と題して報道関係者向け説明会を東京都内で開いた。


酪農家を代表して出席した清水ほづみさん(愛知県・地域交流牧場全国連絡会会長)は「生乳生産だけを考えると、牧場が減ることは大きな問題ではないと考える方もいるが、酪農家にとって全国に仲間がいることは大事だ。安全・安心な国産牛乳を安定供給できるよう、消費者の皆さんにも協力してほしい」と酪農の現状に理解を求めた。このほど規制改革会議が指定団体制度の抜本的改革について検討を進めるよう答申をしたこともあり、マスコミの関心は高く55社68名の記者が集まった。


清水さんはまた、指定団体制度について「50年間続いている指定団体制度は、保存がきかない生乳を集乳し、乳業者にきちっと売り切ってくれる仕組み。それは私たち酪農家にはできないこと。この制度のおかげで私たちは毎日、牛と向き合う時間と搾れる環境を作ることができている。その時間を使って地域や消費者の皆さんに生産現場を知ってもらったり、命の大切さを伝えることができる。それにより、安心して酪農家が安全な生乳を提供できる。私たちは指定団体に守られている」と指定団体制度の大切さを訴えた。


主催者挨拶した中酪の迫田潔専務は説明会のねらいについて「6月1日の牛乳の日、6月の牛乳月間を迎え、いろいろな取り組みを進めている。酪農の現状や生乳の安定供給のために酪農家がどのような取り組みをしているか知ってほしい」と述べた。


その上で、迫田専務は「政府の規制改革会議が現行の指定団体が有する機能を評価・検討し、指定団体の是非、現行の補給金交付対象のあり方等について抜本的に検討することとなっている。指定団体制度の概要や役割を十分理解してほしい」と報道関係者の理解を求めた。

「6月は牛乳月間、六本木牧場に7500名が来場」―酪農家13名が協力、交流深める

2016-06-10

6月の牛乳月間のキックオフイベントとして中央酪農会議は6月5日、東京・六本木ヒルズアリーナで1日限りの「六本木牧場」をオープンした。酪農への理解醸成と牛乳・乳製品の消費拡大が目的の体験イベントで、今回で3回目。当日は天候にも恵まれ、多くの家族連れなど7500人が来場する大盛況だった。イベントには全国から13名の酪農家が協力に駆けつけた。


会場は、人工芝が敷かれた広場に乳牛のオブジェが置かれ、のどかな牧場風景を再現。牛乳が出来るまでの流れを分かりやすく紹介するパネル展示やクイズラリーなどを通じて消費者交流を深めた。

山梨牛乳普及協会―J1チームを表敬訪問「牛乳をエネルギーに」

2016-06-10

山梨県牛乳普及協会(小澤英康会長、事務局・山梨県酪農協)は6月7日、Jリーグ・J1のヴァンフォーレ甲府を表敬訪問し、重さ10㌔のゴーダチーズをはじめ、牛乳・乳製品を贈呈し、チームと協会が牛乳・乳製品をPRした。表敬訪問は毎年恒例のイベント。今年は韮崎市の韮崎中央公園陸上競技場・芝生広場での練習前に実施された。


小澤会長は「このイベントの後、一昨年は3連勝、昨年は引き分けを挟んで3勝した。今年も期待したい。皆さんは山梨県民のヒーロー。私たちに勇気と力を与えてほしい」とチームを激励した。


佐久間悟監督は「チームの成績は低空飛行が続いているが、贈呈していただいた後、勝率が上がったと聞いて『そう言えばそうだった』と思った。いただいた牛乳・乳製品をエネルギーに変え、皆さんの期待に応えたい。」と述べた。

「明治おいしい牛乳新容器へ、900㍉㍑、キャップ付」―九州で先行販売

2016-06-10

㈱明治(川村和夫社長)は「牛乳の日」の6月1日、福岡・福岡市内で明治おいしい牛乳2016年新商品・戦略発表会を開催し、新たに独自開発した世界初の新容器「おいしいパック」で利便性とおいしさが特長の「明治おいしい牛乳900㍉㍑」を9月より全国に先駆けて九州で発売すると発表した。


川村社長は「明治おいしい牛乳は02年の発売以来、着実に売上を伸ばし、800億円を売り上げる商品に成長した。さらに進化させ、日本の牛乳市場の活性化に貢献したい」と抱負を述べた。


容量は1㍑から900㍉㍑に減量されるが、希望小売価格は従来通り。新容器は開けやすく注ぎやすい口の広いキャップ付きで、従来容器よりも横幅が狭い。容器内に満了充填するため、中身が空気と触れにくいことから、新鮮な生乳のおいしさが長持ちする。現在のゲーブルトップ容器を廃止するかどうかは検討中で、全国展開の時期は未定。

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