全酪新報/2016年8月20日号

「F1交配増加、乳牛資源不足で初妊牛高騰」―全酪連2016年度畜産主任者会議を開催

2016-8-20

全酪連札幌支所は8月5日、札幌市内で2016年度北海道・都府県畜産主任者会議を開き、今後の初妊牛の導入計画や乳牛資源について意見を交わした。都府県側は、生産現場で乳用牛への黒毛和種授精(F1交配)が増加傾向で、地域によっては、乳用未経産牛の頭数減少が顕著になっていることを説明した。一方、道内会員は資源不足等の影響で初妊牛価格が高騰している状況を報告した。

お断り=本記事は8月20日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

自民党が概算要求主要事項を議論―「畜産・酪農の競争力強化策」など

2016-8-20

自民党は8月10日、農林水産戦略調査会(西川公也会長)と農林部会(小泉進次郎部会長)合同会議を開き、来年度(2017年度)の農林水産関係予算概算要求の主要事項案をめぐり議論した。このうち畜産・酪農経営安定対策の実施、自給飼料の生産拡大など、畜産・酪農の競争力強化策を主要事項に盛り込む方針。概算要求は8月末までに取りまとめる。西川会長は「徹底的に議論して方針を決め、理解を得られる数字(予算額)を獲得したい」と意気込みを述べ、議論を呼びかけた。


このほか概算要求の主要事項案として、▽農地中間管理機構による担い手への農地集積・集約化等の推進▽飼料用米等の戦略作物の本作化、収入保険制度の導入に向けた準備など水田フル活用と経営所得安定対策の実施▽農林水産分野のイノベーション(技術革新)推進▽農林水産業の輸出力強化、農産物・食品の高付加価値化の推進▽畜水産分野の薬剤耐性対策▽鳥獣被害防止対策――などを盛り込んだ。


この日の会合では、政府が経済対策として打ち出す今年度第2次補正予算案についても議論した。畜産・酪農関係では、畜産クラスター関連事業による機械リース導入・施設整備、畜産クラスター計画策定地域での草地整備、性判別技術の活用、国産粗飼料の広域流通体制の構築、公共牧場の機能強化等への支援策を補正予算で計上する。また、熊本地震からの復旧・復興支援策として畜産クラスターの仕組みを活用した事業を進める方針。補正予算案は現在、予算規模等も含めて財務省と調整が続いている。

「2015年度の食料自給率6年連続39%(カロリーベース)」―牛乳・乳製品は62%、1ポイント低下

2016-8-20

農水省が8月2日に公表した2015年度の食料自給率によると、カロリーベースの自給率は39%で前年同率だった。コメや魚介類等の消費が減る一方で、小麦・てん菜等の国内生産が増えたため。カロリーベース自給率は2010年に40%を割り込んで以降、6年連続の同率となっている。一方、生産額ベースの自給率は、畜産物や野菜の国内生産額の増加により66%と前年より2ポイント上昇した。食料自給率について国は2025年度目標でカロリーベース45%、生産額ベース73%を目指しているが道半ばにある。


畜産物の2015年度の国内生産額は2兆8748億円で前年比2032億円増。生産額ベース自給率にプラス0.7ポイント寄与した。


牛乳・乳製品の自給率は62%で前年より1ポイント低下した。近年は低下傾向が続いていて、5年前(10年度=67%)に比べて5ポイント低下している。


このほか牛肉は40%で2ポイント低下、豚肉は51%で前年同、鶏肉は66%で1ポイント低下、鶏卵は96%で1ポイント上昇した。


飼料自給率は28%で1ポイント上昇し、2年続けて伸びた。また、純国内産粗飼料自給率は79%で1ポイント上昇、純国内産濃厚飼料自給率は14%で前年同だった。


食料自給率とあわせて公表した2015年度の食料自給力指標によると、農地面積の減少、面積当たり収穫量の伸び悩みにより全体的に前年より微減した。国内の潜在的な食料生産能力は年々低下傾向にある。

「第43回こどもギャラリー、岩谷龍さん(岡山県)が特選」―酪農青年女性酪農発表大会併催のイベント

2016-8-20

7月14~15日に名古屋市内で開かれた第45回酪農青年女性酪農発表大会(主催=全国酪農青年女性会議、全酪連)では、恒例の併催イベント、第43回らくのうこどもギャラリーで特選を受賞した岩谷龍さん(岡山市立芳泉小学校5年生)の表彰式が行われた。全国の小学生から絵画を募るもので、今年は昨年より86点多い674点の応募があり、そのうち12作品が入選した。


審査は昨年に引き続き写真家の宮島径氏と画家の浅野智氏が務めた。両氏は岩谷さんの作品に対して「黒くつぶらな瞳や柔らかそうな毛並みの描き方、母牛の乳の繊細な色使いから、生命力の力強さと母牛の愛情に包まれた子牛の安心感が伝わる」と高く評価した。


岩谷さんの作品「お母さんの牛乳最高!」は、幼稚園児のときに家族で蒜山高原の牧場に訪れた記憶をもとに描いたもの。夏休みの宿題で牛の絵を描くことを決め、コンクールに出品した。


牛やチーズが大好きという岩谷さんは「子牛の舌の動き、乳頭の形や色に気をつけて描きました」と特に力を入れたポイントを紹介した。


そのほかの受賞者は次のとおり(敬称略)


入選 ▽土山希望(西日本・美祢市立秋吉小学校4年)▽土山勇作(西日本・美祢市立秋吉小学校2年)▽小室和歌(関甲信・練馬区立大泉東小学校6年)▽菅野寧々(関甲信・坂戸市立大家小学校1年)


秀作 ▽近藤紅(中部・西尾市立室場小学校1年)▽山田乃愛(九州・小城市立三里小学校2年)▽伊藤紅葉(東北・会津若松市立日新小学校4年)

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