全酪新報/2016年11月1日号

「指定生乳生産者団体の存続へ酪政連が運動展開」 ― 地方議会に請願、10月31日現在で18道県議会が提出

2016-11-01

酪政連は10月19日、東京都内で常任・中央委員合同委員会を開き、政府・与党で議論されている指定生乳生産者団体制度の抜本的な見直しと補給金交付対象に関する規制改革問題に対して、指定団体制度の存続を強く求める緊急要請事項を承認。会議終了後ただちに政府・与党に要請運動を展開した。また、全ての都道府県議長名で制度存続を求める要望書を政府に早急に提出するよう会員組織に協力を求めた。10月31日現在、18道県ですでに提出を済ませている。

お断り=本記事は11月1日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「指定団体改革で自民党が酪政連の意見を聴取」 ― 「次世代につながる酪農経営ができるように」と佐々木委員長

2016-11-01

自民党畜産・酪農対策小委員会(坂本哲志委員長)は10月26日、自民党本部で会合を開き、指定団体制度等の抜本的改革の検討をめぐり酪政連など酪農・乳業関係団体から意見を聞きとりした。


酪政連は指定団体制度の存続に関する要請書を提出。佐々木勲委員長は「この50年間、我々は制度にただ乗っかってきただけではない。需給で消費者に迷惑かけないように努力し、供給過剰時には計画生産に取り組んできた。日本の酪農は大変な時期に入っていて廃業が進んでいる。その中で、新しい酪農経営のあり方をどう形成していくかを本当に考えなければならないと実感している。酪農家は地域のリーダーとして、美しい日本の農村風景を残すために頑張っている。その点も配慮していただきたい。次の世代の酪農ができるように宜しくお願いする」と訴え、党の対応を求めた。


JA全中の飛田稔章畜産・酪農対策委員会酪農委員長は、①乳価交渉力の強化②集送乳合理化③災害時の販売調整・相互支援――など、指定団体制度がもつ機能の強化が必要としつつ、「酪農組織の1県1団体化など見直すべきところはしっかり(我々自身も)見直す。乳業、卸・小売も含む業界全体の合理化による牛乳・乳製品の安定供給や適正な乳価を実現できる環境整備が必要だ」と述べた。


日本乳業協会の田村賢専務は「方向を誤った規制改革により酪農が衰退することを危惧している。酪農・乳業の発展には指定団体が必要不可欠だ」と乳業者の立場から意見し、「安全・安心な製品の安定供給には取引先の選定が重要だ。品質・供給・価格の安定に向けて長年、指定団体と議論してきた。指定団体や広域流通の再委託を担う全国連の存在は心強い」と述べた。


「改善点など具体案発信を」― 西川会長が注文


指定団体制度等見直し議論をめぐり自民党の西川公也農林・食料戦略調査会長は10月26日の畜酪小委員会で、酪農・乳業関係団体からの意見聞きとり後、「指定団体のあり方はどういう形がいいのか、そして(制度施行から)50年経つが、どのような改善方法を考えているのか、(本日、団体側から)残念ながらそういう意見はなかったように思う」との受け止め方を示し、早急に指定団体の望ましいあり方や改善点など具体案を出すよう各団体に注文した。


坂本哲志畜酪小委員長も「改善点などあれば緊急に出してほしい。特に全量委託、部分委託(の取り扱い)と需給調整が成り立つかどうかは大きなポイント。党としても詰めていかなければならない。参考になる意見をお願いする」と述べた。

初妊牛高騰、73~83万円「相場の天井が見えない」― 全酪連札幌支所の産地情報

2016-11-01

全酪連札幌支所によると、11月1日現在の初妊牛価格は73~83万円と強含みで推移する見込み。道内外での新規就農、規模拡大による引き合いが強まる一方で、販売に回る乳牛資源が不足しているためだ。


同支所は「初妊牛の価格高騰で買い控えの動きがある中でも、直近の乳牛市場では最高値を更新している。天井相場を探るのが非常に困難な状況」としている(相場は血統登録牛中クラスで庭先選畜購買のため、市場購買とは異なる)。


また、育成牛(10~12月齢)は53~60万円、経産牛は55~65万円で、ともに価格は強含みの見込み。

消費者の応援求め都内でPR - 全国酪農青年女性会議の「酪農理解醸成活動」

2016-11-01

全国酪農青年女性会議(半澤善幸委員長)と全酪連(砂金甚太郎会長)は10月21日、東京・JR有楽町駅前の広場で酪農理解醸成活動を展開した。各地域ブロックの酪青女委員13名が協力に駆けつけ、全酪連職員など関係者を含め約30名が活動に参加した。


半澤委員長は「私たちが生産した牛乳を1杯でも多く飲んでほしい」と酪農への理解や国産牛乳の愛飲を消費者に呼びかけた。有楽町駅前広場では、酪友たちが「毎日飲もう1日1杯」「大切な人に牛乳を贈ろう」とのメッセージが付いたお揃いの牛柄のハッピを着込んで活動に臨んだ。


通行人に牛乳がもつ健康機能や日本の酪農が果たしている大切な役割を分かりやすく伝えるチラシ、牛柄のエコバックを合わせて4千点配布した。このほか、パネル展示で酪農家の1日の仕事内容を紹介し、模擬搾乳体験も提供した。


街頭でマイクを握った半澤委員長は「私たちは毎日、朝早くから牛乳を搾り、皆さまに美味しい牛乳を届けるために、牛の管理にも励んでいる。この機会に牛乳や酪農のこと知ってもらい、私たちが搾った牛乳を1杯でも多く飲んでほしい」と力強く呼びかけた。


なお、理解情勢活動の実施にあたっては国の酪農経営支援総合対策事業(生乳生産者需要確保事業)を活用した。

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