全酪新報/2018年5月1日号

新制度に移行 東大・鈴木教授インタビュー「旧指定団体は飲用20円引上げの役割果たす」――酪農家の不満解消し、今まで以上の強い組織に

2018-05-01

4月1日から加工原料乳生産者補給金制度が畜産経営の安定に関する法律(畜安法)に移行。補給金の交付対象が拡大され、全量出荷の原則は廃止された。今号では、東大大学院の鈴木宣弘教授に制度の移行に当たり、旧指定団体が果たしてきた役割や今後なすべきことについて話をうかがった。鈴木教授は「旧指定団体は、酪農家の不満を改善することが最も重要。その一方で、飲用乳価を1㌔当たり20円引き上げる役割を果たしてきた。そのことを酪農家に示して理解を得るべき」などと述べた。

お断り=本記事は5月1日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「牛乳消費3年連続増加、全国の生乳生産量は0.7%減」――2017年度 農水省牛乳乳製品統計

2018-05-01

農水省は4月25日、2018年3月分の牛乳乳製品統計を公表。17年度の生乳生産量は729万810㌧で前年を0.7%下回った。消費面では、牛乳は3年連続増加、好調だったはっ酵乳は減少に転じた。


生乳生産については、15年度は増産だったが、16年度以降は減少。17年度は下期以降、北海道が増産傾向で推移したため、11月から全国ベースでは前年を上回ってきたが、都府県の減少分をカバーできなかった。


一方、牛乳類の消費量を見ると、牛乳は309万4681㌔㍑で1.1%増。8月は微減、3月は前年度並みだったが、その他の月は前年を上回った。牛乳消費量の1割近くを占める業務用は3.0%増加した。


そのほか、加工乳・成分調整牛乳は43万9756㌔㍑で0.7%減、乳飲料は116万4310㌔㍑で5.1%減。ともに減少傾向が続いている。はっ酵乳は107万4302㌔㍑で1.5%減だった。

みやぎの酪農協・畜舎環境美化コンクール「最優秀に千田さん、木村さん、滝口さんの3名」

2018-05-01

みやぎの酪農協(伊藤一成組合長)は3月12日、宮城・美里町の本所会議室で17年度畜舎環境美化コンクールを開き、千田悦子さん(栗原支部)、木村せい子さん(仙南支部)、瀧口ひろみさん(同)の3名が最優秀賞に選ばれた。住宅地と牧場の混住化が進むなか、消費者の酪農に対する理解醸成をはじめ、牛舎周りの環境美化対策の重要性はますます高まっている。


同コンクールは畜舎環境の美化に取り組み、環境保全に対する意識向上を図ることが目的。参加にあたっては①組合員が撮影した草花や花木のカラー写真②組合が配布した花苗を基調とすること③牛舎と牛乳処理室の全景または一部が入っていること――などが条件。今年は19名が入賞して表彰を受けた。


最優秀賞、優良賞の受賞者は次のとおり(敬称略)


【最優秀賞】


▽千田悦子(栗原支部)▽木村せい子(仙南支部)▽瀧口ひろみ(同)


【優良賞】


▽佐久間幸枝(仙南支部)▽小島清恵(同)▽吉田明美(同)▽砂金奈生(栗原支部)▽阿部恵美子(本吉支部)

「初妊牛価格横這い、85~95万円」――夏産みも増産意欲旺盛で

2018-05-01

全酪連札幌支所によると、5月1日現在の初妊牛価格は85~95万円で横這い。5月の初妊牛動向は、7~8月分娩予定の牛が中心。そのため、例年は夏分娩となるため、都府県の初妊牛の導入は減少し、相場が落ち着く時期だが、道内は経営環境が好調なことから生乳生産意欲は旺盛な状況で、初妊牛の需要は高まっている。また、道内外の大規模牧場の導入意欲は依然として高く、相場を大きく下げる要素は少ないため、横這いで推移すると見ている。相場は血統登録牛(中クラス)の庭先選畜購買による予想。そのため、市場平均価格とは異なる。


また、育成牛(10~12月齢)は55~65万円で横這い、経産牛は60~70万円で横這いと見ている。

「需要期の需給に大きな課題」――九州牛乳協会総会でJミルク前田専務が強調

2018-05-01

Jミルクの前田浩史専務は、九州牛乳協会が4月24日に熊本市内で開いた通常総会で来賓あいさつした中で、生乳生産基盤の強化が喫緊の課題と強調。「都府県の生乳生産の減少に歯止めがかからない。その状況で関東、関西における8~10月の需要期の需給調整をどうするかが大きな課題になる。業界を挙げて構造的な課題をいかに解決するか、具体的な方策や今後の取り組みの方向を議論したい」と述べた。


また、前田専務は「国産牛乳・乳製品の価値をいかに向上させるかがもう一つの大きな課題。今や従来のような価格競争による市場拡大ではなく、価値を高めて適切な利益を得る。そうした中で、マーケットとの強い信頼関係を確保し、安全で高品質な国産牛乳・乳製品を供給することが将来に向けたビジネスモデルになる」と述べた。


17年度から実施中の酪農乳業産業基盤強化特別対策事業については「乳業者に拠出していただいた財源を活用し、生産基盤強化への支援を実施する事業そのものは、生産者の大きな動機付けにつながるメッセージ効果があったと思う。引き続き効果的な事業にしたい」と説明した。

「迫氏(鹿児島)、中六角氏(岩手)、谷氏(京都)の3氏に黄綬褒章」――2018年春の褒章

2018-05-01

農水省は4月28日、2018年春の褒章受章者(黄綬褒章22名、藍綬褒章12名、計34名)を発表。酪農関係では、迫千穂子氏(現酪農業、鹿児島県、67歳)、中六角保広氏(現酪農業、岩手県、50歳)、谷啓司氏(現酪農業、京都府、66歳)がそれぞれ黄綬褒章を受章した。


褒章受章者の伝達式は5月15日、農水省講堂で行われる。

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