全酪新報/2018年9月1日号

「2019年度予算、楽酪事業の拡充要求」農水省――先端技術導入を支援

2018-09-01

農水省は8月31日、2019年度農林水産予算概算要求を取りまとめた。予算総額は前年度比18.5%増の2兆7269億円。そのうち、酪農経営安定対策に363億円要求したほか、2017年度から実施している楽酪事業は、ロボットやAI、IoTといった先端技術の導入支援など、事業内容を拡充して要求した。TPP・日EU対策は、秋以降の予算編成過程で別途確保する。

お断り=本記事は9月1日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「酪政連が齋藤農相に家族経営への支援など要請」――8月29日

2018-09-01

自民党は8月17日、農林・食料戦略調査会と農林部会の合同会議を開き、2019年度概算要求の重点事項案について議論した。酪農関連予算では、畜産・酪農の競争力強化に向けて楽酪事業(酪農経営体生産性向上緊急対策事業)を拡充し、同事業に肉用牛農家も対象に加えた上で、酪農家の労働負担軽減・省力化に資するロボットやあらゆるモノをインターネットを通じてサービスを提供するIOT(モノのインターネット)など先端技術の導入を支援していくとする考えを示した。額入りの予算案は今月末にも示される。


2019年度の酪農関連予算では、楽酪事業(2018年度予算額30億円)の拡充をはじめ▽畜産・酪農経営安定対策▽畜産生産力・生産体制強化対策事業▽環境負荷軽減に向けた酪農経営支援対策▽草地関連基盤整備――等を重点事業として要求する。


このほか、鳥獣被害防止対策とジビエ利活用の推進、家畜衛生等総合対策等の予算も来年度も引き続き求める。

元酪政連委員長 有元氏が死去

2018-09-01

酪政連元委員長の有元富雄氏が8月20日、死去した。80歳。告別式は8月25日に岡山県勝田郡奈義町の斎場でしめやかに執り行われた。


有元氏は04年3月から08年2月まで酪政連の委員長を務め、日本酪農の発展に尽力した。

「酪政連大槻委員長、中小規模の経営継続対策要請」――2019年度予算で自民農林幹部に

2018-09-01

酪政連の大槻和夫委員長は8月24日、自民党の農林関係合同会議に出席し、2019年度農林関係予算に関して、全国で大宗を占める成牛飼養頭数100頭未満の中小規模の酪農家が規模拡大・多額の投資を伴わず、経営を継続できるような対策など、生乳生産基盤の弱体化に歯止めをかけるための支援を要請した。


酪農団体を代表して自民党農林幹部に要請した大槻委員長は、全国1万5700戸の酪農家のうち、成牛の飼養頭数100頭以下は9割、50頭以下が6割を占めている実情を説明。そういった中小規模の酪農家は、規模拡大や労働時間の短縮が要件となる畜産クラスター事業や楽酪事業を活用しづらいとして「多額の投資をしなくても経営を継続できるバーンクリーナー、バルククーラー、パイプラインなどのメンテナンス的な部分に対して助成していただきたい」と強調した。


酪政連は2019年度酪農政策・予算確保に当たり、重点項目として①雌牛生産対策、預託牧場新設への支援など後継牛確保対策②水田を活用したデントコーンの生産奨励対策の拡充など自給飼料対策③家畜排せつ物処理施設対策④新規就農対策⑤経営安定対策――の5項目を掲げ、喫緊の課題である生乳生産基盤の弱体化に歯止めをかけるため、現行の全ての支援対策の要件緩和、助成単価アップ、予算増額など拡充を政府・与党に求めて運動している。

「Jミルク、牛乳の風味問題テーマに研修」――前田専務「一歩一歩解決目指す」

2018-09-01

Jミルクは8月28日、都内で牛乳の風味変化をテーマに食育推進研修会を開催。乳業メーカーの社員や乳業団体、農協職員ら100名が出席し、学校の関係者に牛乳の特性を理解してもらう方策を探ったほか、簡易的な官能検査を実施し、結果を踏まえて意見を交わした。冒頭、前田浩史専務は「学校給食における牛乳の風味問題は非常に大きな課題だ。現場の実態を把握し、地道な活動で一歩一歩解決していきたい」と意気込みを語った。


また、前田専務は「さらに重要なのは、風味問題が生乳生産者、乳業メーカー、流通関係者、学校現場の先生方など、ミルクサプライチェーンを構成する全ての方々が一体的に同じ方向に向かって取り組まなければ解決しない。難しい問題だが、酪農乳業が一体的に共通の価値を作り出す観点から、この問題を解決することは最も優れた事例となる」と述べた。

「初妊牛はやや強含み、87~97万円」――全酪連札幌支所・乳牛産地情報

2018-09-01

全酪連札幌支所によると、9月1日現在の初妊牛価格は87~97万円でやや強含み。夏分娩腹も高値維持したことにより、今後の秋口導入腹も大幅な価格変動はないと思われる。各管内の初妊牛価格はやや強含みで推移しており、地域によってはメガ・ギガファームをはじめ、猛暑が落ち着き次第、都府県からの購買増が見込まれるほか、頭数確保に向けて経産牛を求める動きも出ている。また、雌雄選別腹の価格上昇も予想される。


資源は育成牛及び初妊牛の上場頭数が前年を上回って推移していることから、前年並みを確保できる見込み。


このほか、育成牛(10~12月齢)、経産牛ともに55~65万円で横這いを見込んでいる。

「酪青女全国大会、いきいきフォトコンテストの特選に柴田耕太郎さん(宮城県仙台市)――作品名「あげるから、焦らないで!」

2018-09-01

全国酪農青年女性会議と全酪連が広島市内で開いた第47回全国酪農青年女性酪農発表大会(7月19~20日開催)では、恒例の「第9回酪農いきいきフォトコンテスト」の審査・表彰が行われ、大会に出席した酪友ら510名による投票の結果、意見・体験の部で東北代表として発表した柴田耕太郎さん(宮城県仙台市)の作品「あげるから、焦らないで!」が特選に輝いた。今回は酪農家から45点の応募があり、特選のほか5点が入賞した。


柴田さんの作品は、娘の倫花さんたちが休日に牧場で作業の手伝いをしている風景を撮影したもの。この写真を選んだ決め手は「ほかにも良いのは何枚かあったけど、娘と牛のいきいきした感じが一番良かった」と話す。


今回の特選作品受賞を受けて「正直特選に選ばれるとは思ってなくて、良くて入選ぐらいかなと考えていた」と自身が最も驚いたという柴田さん。娘の倫花さんについては「長女だから落ち着いているけど、牛のことが大好き。自分なりに『この子はこう』とタイプを考えて接している」と娘が早くも牛飼いの素質を見せ始めている姿に顔を綻ばせた。


現在3人の娘を持つ柴田さん。「娘は全員可愛い」と笑顔で話すも「でも、多分今が一番かわいい盛りで、だからお父さんの言うことも聞いてくれているというか。もう少しすれば相手にされなくなるだろうね」と話し、多くのお父さんたちが避けて通れない未来に苦笑した。


柴田さんの牧場は搾乳牛30頭(18年2月1日現在)、17年の年間出荷乳量は275㌧。繁殖成績向上と遺伝改良を重点課題とし、ゲノム解析の取入れなど生産寿命が長く体細胞数が少ない牛群を目標に少頭数でも高収益な酪農経営の実現に向けて努力している。また、地元美術館やソーセージ工房等と連携した地域の活性化にも取り組んでいる。

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