全酪新報/2020年9月1日号
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「デーリィNavi」公開、酪農場の生産性向上図る――「作業標準書」作成を支援

2020-09-01

酪農場における生産性向上を目的とする「作業標準書」作成を支援する「デーリィNavi」が8月19日にインターネットで公開された。デーリィNavi運営団体(全酪連・ホクレン・釧路農協連が協力)がまとめたもので、希望者は無料でダウンロードできる。酪農作業の手順やポイント、注意点などが簡潔な説明と写真で構成されており、酪農家はこれをもとに自分の牧場オリジナルの作業標準書を作成できる。働く人に共通認識をあらためて示すことで生産性向上を目指す。-詳細は全酪新報にてご覧ください-

お断り=本記事は9月1日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「学乳、7月は43%増と大幅拡大」――業務用牛乳も回復傾向で推移

2020-09-01

農水省が8月25日に公表した7月分の牛乳乳製品統計によると、新型コロナウイルス感染症の拡大による小中学校での夏休み短縮の影響を受け、学乳の生産量は3~5月は前年同月比で約8割減だったが、7月は43%増と大幅に拡大した。業務用の牛乳は、前年度を下回ったものの、減少幅が改善し回復傾向で推移している。


7月の学乳は、夏休みの短縮等により43%増の3万5035㌔㍑と大幅に拡大。3月は86.8%減、4月は78.1%減、5月は82.2%減だったが、6月には6.2%減と小中学校の休校・再開に伴い大きく変動している。


一方、業務用向けの牛乳は、2.5%減の2万3146㌔㍑。依然減少が続くも、減少幅は縮小。最も低迷した5月の36%減と比べると徐々に回復している。


なお、文科省の資料によると、公立学校の中でコロナ禍による長期休業期間の短縮について、小学校で95%、中学校で94%が「行う(行う予定がある)」と回答。さらに、夏季休業の短縮日数については多くの小中学校が「16日」と答え、夏季休業期間を短縮する場合の給食の実施に関しては、小中学校の95%が「実施する」と回答した。25日現在、全国で多くの学校が夏季休業を終え、授業が再開されている。

「牛乳の消費引き続き好調、 都府県のひっ迫度合い強まる」――Jミルク需給短信

2020-09-01

Jミルクは8月27日、直近の飲用等向けの販売状況を公表した。牛乳の家庭内消費は西日本で猛暑の地域も多かったことから、好調だった。8月上旬をさらに上回って推移した。直近の8月17日の週では、牛乳類全体での販売個数は前年同期比6.8%増で、牛乳は8.7%増だった一方、関東以西で生乳生産量が大きく減少し、多くの地域で学乳提供を再開。都府県の生乳需給はひっ迫度合いを強めるなか、Jミルクは「今後の消費動向を注視するとともに、市場の混乱等を避けるべく業界として一致協力した対応が必要」としている。


直近の牛乳類の販売動向のうち、乳飲料は4.9%増と引き続き好調で、牛乳と同様に8月上旬より伸び率が拡大。一方、成分調整牛乳は3.0%減、加工乳は2.7%減と6月中旬頃より減少傾向で推移している。


また、ヨーグルト類では大容量タイプ(350~500㍉㍑)は105~110%で、牛乳・乳製品の家庭内需要の高まりに伴い好調に推移。他方で個食タイプは前年並み、ドリンクタイプは引き続き前年割れだった。

まきばの四季⑤「ドロシーパーキンスの咲く牧場」――酪農家・佐藤博久(秋田県鹿角市)

2020-09-01 まきばの四季_5_a
まきばの四季_5_b

牧場のドロシーパーキンスが満開になりました。濃いピンクのポンポン八重咲き、普通のバラより一カ月遅く咲き始める。当地では7月20日頃から咲き始め10日間ほどは咲いているお気に入りのつるバラです。(事務室前にて7月26日撮影)


私は平成10年冬に胃ガンの手術を受け、その後3年間は不調で牛舎に入れませんでした。そんな翌11年春、山形県酒田市の親戚の結婚披露宴に招かれ、妻とふたりで出かけて行きました。その当時(もしかしたらこの先どこにも行けなくなるかもな…)と思ったりしながら。


着いた日の夕方にその親戚を訪ね、良く手入れされた庭をゆっくり散歩していると、ご主人が「このバラはいくら剪定しても何年も咲いたことがない。捨てる予定だけど試しに植えてみる?」という。それは大株で、とてもきれいに剪定されていた。私はバラには興味がなく、体調も今ひとつすぐれなかったし、しかも冬は雪も積もるのでどうしようかと思ったものの(捨てられるのはかわいそうだから記念にもらってゆこうか…)そんな気持ちで帰りの車に積んだ。


山形からの帰り道、バラの花が咲いている道端の素敵な庭や、苗を売っているお店で葉の形などを見比べて、頂いたバラは葉が細かいのでつるバラかな、と見当をつけたりしながらのんびりと帰ってきた。


帰ってから少し調べると、つるバラは剪定しちゃダメらしい。「今年伸びた新しい枝(シュート)に来年花が咲くから大切に伸ばしておくこと」という。今まではこまめに剪定したために咲かなかったのかもしれない。よってその年はシュートは伸ばしっぱなしにしてみた。すると翌年その枝にかわいい花がビッシリ咲いたのです。


きちんと調べると、ドロシーパーキンスという名のつるバラでアメリカで1901年に育種されたもので、日本では愛好家が実に多いことも分かりました。そして古いバラゆえ黒星病とうどん粉病に弱いってこともね。ホワイトもあることがわかったので後に通販で購入しました。(これは樹勢が弱い)


その後、取り木で増やした苗が今はそれぞれ大株になって咲いている。ある年、思いつきで30株ほど苗を作ったことがありました。偶然その年に欲しいという方が集中したのです。不思議なものですが花つながりとでも言うのでしょうか。各地で咲いたというお便りを今でもいただいています。


この時期、満開の花を見ると「ほんとにきれいだな~」と心が和む(コーヒーを飲みながらの自己満足ですが)。妻と山形からもらってきた当時の思い出話をしながら、季節ごとの株の手入れをし花の成長を楽しんでいます。


このバラが咲いている時、牧場を訪れた方が(普段は気付かない方でも花が咲いたときはさすがに気付いてくれる)、花を楽しんでいただけるのは少しだけうれしいものです。(毎月1日号掲載)

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