全酪新報/2021年5月10日号
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「生乳生産2年連続増加、北海道は過去最高を更新」20年度牛乳統計――都府県も8年ぶりに前年度上回る

2021-05-10

4月23日公表の牛乳乳製品統計によると、2020年度の生乳生産量は1.2%増と2年連続の増産で、北海道は過去最高の生産量を更新。都府県も8年ぶりの増産に転じた。一方、牛乳消費量は業務用や学校給食用牛乳がコロナの影響を受けたものの、家庭消費の拡大等により1.4%増。脱粉・バターは依然高水準な在庫量が続いている。-詳細は全酪新報にてご覧ください-


5月10日号記事1-表

お断り=本記事は5月10日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「新型コロナの影響で脱粉等引き続き増加」――期末在庫も高水準で推移

2021-05-10

2020年度の乳製品生産量を見ると、新型コロナウイルスの影響により、脱脂粉乳は14万432㌧で前年度比7.9%増、バターは7万944㌧で8.6%増と大幅に拡大している。このほか、クリームは11万437㌧(4.4%減)、チーズは16万535㌧(2.7%増)だった。


年度末在庫については、脱粉8万928㌧で前年同月比約5千㌧、6%増。バターは3万8862㌧で、約1万㌧、34.9%増。在庫の解消に向け、農水省等より対策が講じられているが、依然高い在庫水準が続いている。

「1~3月期配合飼料、価格高騰で通常補填発動」――1㌧当たり3300円交付

2021-05-10

Jミルクが実施している酪農乳業産業基盤強化特別対策事業のうち、生産者向け事業では、乳用牛の供用年数の延長に向けた取組への支援を目的に自由提案型のメニューを新設した。地域独自の取組であること等を要件に、供用年数延長に係る地域の活動や事業の費用を助成する。北海道の場合は2分の1以内、都府県は4分の3以内を補助し、乳用牛の産次数増、地域の生産基盤の維持・強化を支援する。なお申請の締切は6月10日。


全農系の全国配合飼料供給安定基金と、商系の全日本配合飼料価格畜産安定基金は、4月20日、21年1~3月期の配合飼料を対象に通常補填の発動を決定。また、畜産系の全国畜産配合飼料価格安定基金は22日の理事会で、通常補填の発動を決めた。5月末までに1㌧当たり3300円の補填金を酪農家、畜産農家に交付する。


通常補填は、配合飼料価格の上昇による農家への影響を緩和するため、生産者と配合飼料メーカーが拠出した基金をもとに、各四半期の平均輸入原料価格が直近1年間の基準輸入原料価格を上回った場合、差額を支払うもの。21年1~3月期に係る平均輸入原料価格が20年の基準輸入原料価格を3337円上回ったことから、補填金の限度額3300円が支払われる。通常補填の発動は、19年1~3月期以来、2年ぶり。


輸入原料価格が直前1カ年の平均と比べ115%を越えた場合発動する異常補填(国と飼料メーカーが2分の1ずつ拠出)については、今後の動向が懸念される。

「北海道酪農の指標示す、2030年度目標440万㌧へ設定」――道農政部、一層の基盤強化目指す

2021-05-10

北海道農政部はこのほど、第8次北海道酪農・肉用牛生産近代化計画を公表した。「酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律」の規定に基づき、北海道酪農の方向性等を整理し、2030年度を目標年度として取りまとめたもの。昨年より北海道版の酪肉近策定へ議論を進めていた。都府県向け飲用牛乳の供給拡大や乳製品向け用途への安定供給に向けて、生乳生産量の目標を18年度の397万㌧から30年度は440万㌧と設定(表参照)。経営体質や生産体制の強化、需要の創出の推進等を通じ、一層の基盤強化を目指す。


5月10日号記事4-表

同計画では、畜産クラスター事業等の効果的な活用や家族経営体の経営力強化、ベストパフォーマンスの実現など経営体質強化に向けた対応方向として明記。酪農経営の持続的発展、畜産環境対策の充実・強化等に必要な取組についてもそれぞれ整理している。


なお、30年度目標の440万㌧の内訳は、飲用向けは116万㌧(うち道外への生乳移出分57万㌧)。脱脂粉乳・バター向け138万㌧、チーズ向け49万㌧、生クリーム等向け132万㌧、その他食品原料向け2万㌧、自家消費等3万㌧と設定している。


また、同日には家畜改良増殖法に基づき、30年度を目標年度とする「第10次北海道家畜改良増殖計画」も公表した。

「中酪、酪農イラスト素材集公開」――理解醸成推進へ活用を

2021-05-10 中酪、酪農イラスト素材集

中央酪農会議は4月2日より、HP上でつなぎ飼いや搾乳体験など酪農にちなんだイラスト素材集を公開・提供している。酪農に関する制作物や資料等へのイラストの活用により、酪農に対する理解促進や応援、親近感の獲得等をはかることがねらい。イラストは今後適宜追加する方針で、「酪農を中心としたイラスト集は業界的にも珍しいと思う。イラストを活用して、業界内外で理解醸成を効果的に進めてほしい」(業務部)としている。


イラストは、全144点で、「牧場関連」「指定団体・農協関連」「乳業工場・牛乳乳製品関連」「小売・消費者関連」「その他」の5カテゴリーに分類されており、幅広い活用が期待される。


中酪HPの特設サイト(https://www.dairy.co.jp/rsozai2021)よりダウンロードできる。なお、利用の際は、中酪の定める利用規約の遵守が必要。

「こどもギャラリー・フォトコンテスト作品募集中」――最寄りの酪青女会議まで、5月末締切

2021-05-10

第49回全国酪農青年女性酪農発表大会(主催=全国酪農青年女性会議、全酪連)が7月15日に宮城県・仙台市からのリモート開催を行う方針で、現在準備を進めている。また、事務局は、「第47回らくのうこどもギャラリー」「第11回酪農いきいきフォトコンテスト」の作品も募集中。いずれも自作で未発表のものに限り、5月31日を締切(当日消印有効)としている。提出は最寄りの酪農青年女性会議・事務局まで。


らくのうこどもギャラリーは、酪農を中心としたテーマの絵を募集するもので、4歳から中学生の生産者の子弟や、酪農に興味を持つ一般の子どもを対象としている。毎回、子どもらしさあふれる温かみのある作品から、繊細で細やかなタッチで描かれた絵など、酪農・乳牛を描いた様々な作品が多数寄せられる。第46回らくのうこどもギャラリーでは683点の応募があった。


一方、酪農いきいきフォトコンテストは今回で11回目の開催。生産現場における消費者理解の促進を目的として、乳牛のいる風景や作業風景をテーマに酪農家が撮影した写真を対象に募集するものである。


作品の応募には、作品の題名、住所、氏名、ふりがなをはじめ、らくのうこどもギャラリーは年齢と学校名及び学年、保護者の名前と所属組合名の記入。また、酪農いきいきフォトコンテストは応募した酪農家の所属組合名の記入が必要。


なお、昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、酪青女大会の開催が見送られたことから、両作品の募集も行わなかった。

連絡先・MAP

一般社団法人 全国酪農協会
所在地 〒151-0053
東京都渋谷区代々木1-37-2
酪農会館5階
電話番号 代表(総務部):03-3370-5341
(業務部・共済制度)
     :03-3370-5488
(指導部・全酪新報編集部)
     :03-3370-7213
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