全酪新報/2022年1月1日号
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「22年度加工原料乳補給金、集送乳調整金は据置き」――関連対策で国も拠出、脱粉在庫2.5万㌧解消へ

2022-01-01

2022(令和4)年度加工原料乳補給金単価等について政府・与党は据置きで決定した。加工原料乳生産者補給金単価は1㌔当たり8円26銭、集送乳調整金単価2円59銭、総交付対象数量345万㌧。このほか関連対策として生産者団体と乳業者の拠出による脱脂粉乳の在庫削減対策に国も拠出する形で予算を措置し、飼料用転換により約2万5千㌧の脱粉在庫解消を図る。-詳細は全酪新報にてご覧ください-

お断り=本記事は1月1日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「農水省、畜産部会を開き補給金単価等を了承、答申」

2022-01-01

農水省は12月24日、省内で2021年度第2回食料・農業・農村政策審議会畜産部会(部会長=三輪泰史㈱日本総合研究所創発戦略センターエクスパート)を開き、2022年度加工原料乳生産者補給金と集送乳調整金単価等の諮問案を審議した。補給金単価等については全会一致で了承。「生産条件、需給事情及び物価その他の経済事情を総合的に考慮すると、試算に示された考え方で定めることは妥当」と答申し、正式に来年度の畜産物価格が決定した。


金子原二郎農相の代理で答申書を受けた宮崎雅夫大臣政務官は「本日委員の皆様からいただいた多くの意見を踏まえ、今後の畜産行政の参考にさせていただきたい」と述べた。

「1~3月期配合飼料、1㌧当たり2900円値上げ」――原料高や需要増など要因重なる

2022-01-01

全酪連は12月20日、1~3月期の牛用配合飼料価格を前期(10~12月期)に比べ、全銘柄平均1㌧当たり2900円値上げすると発表した。トウモロコシの国際相場(シカゴ相場)は原油高によるエタノール需要増や堅調な輸出需要等の要因が重なり上昇。9月上旬は540㌣/㌴前後で推移していたが、現在は590㌣/㌴前後で推移している。旺盛な需要から原料相場は引き続き堅調が続くと見込まれる。


また、米国産大豆は中国向けを中心とした輸出需要増や産地の生産量が下方修正されことから上昇し、大豆ミールは9月より30㌦程度上昇の400㌦/㌧前後で推移。今後、南米産大豆の輸送需要が本格化することから、海上運賃についても底堅く推移すると見られる。


このほか、哺育飼料価格は1㌧当たり1万9千円値上げ。4期連続で上昇幅も累計10万9千円と影響は大きい。

「普段より1本多く牛乳を、年末年始へ農水省が呼びかけ」――NEW(乳)プラスワンプロジェクト

2022-01-01 NEW(乳)プラスワンプロジェクト

農水省は12月17日より、年末年始の処理不可能乳の発生防止に向け牛乳・乳製品の消費拡大を呼びかける「NEW(乳)プラスワンプロジェクト」を実施中。


家庭などで普段より1本多く牛乳やヨーグルトの消費を促す。12月15日の自民党の会合での要望等を受けたもの。


金子原二郎農相は17日の会見で、両副大臣とともに牛乳と飲むヨーグルトを飲み干すパフォーマンスを行った上で「例年より生乳需給が大きく落ち込むことが懸念され、5千㌧の廃棄が予想される。牛乳をいつもより1本多く飲んだり、料理に使ってほしい」と呼びかけた。


プロジェクトでは職員が率先して牛乳を購入するほか、オリジナル年賀状の作成や動画投稿等を実施。また、政務3役への団体等の要請時もお茶ではなく牛乳を提供するといった取組で消費を促す方針。

「新年号の特集は飼料生産」――コスト削減、経営安定へ

2022-01-01

配合飼料の高騰は酪農経営に大きな打撃を与えている。原料相場は旺盛な中国需要や原油相場の急騰等を背景に、下げ要因は見当たらない。また、輸入乾牧草もコロナ禍からの経済活動の再開に伴う世界的なコンテナ不足を要因に米国等の湾港でも大幅な遅延が発生。加えて、産地でも旱魃等の影響から価格上昇、数量の確保が困難となっている。


酪農経営を取り巻く環境は厳しさを増す一方、飼料コスト削減と安定確保が喫緊の課題で、自給飼料生産は国際価格等の外的要因を抑え安定した経営への一歩となる。今号では小松牧場(長野県伊那市)、高瀬牧場(徳島県上板町)、㈱アグウェイ(北海道標茶町)、3名の酪農家に飼料生産にかける思いや展望などを聞いた。-詳細は全酪新報にてご覧ください-


「牧場で輝く家畜の命」連載⑧ 瀧見明花里さんの写真エッセイ

2022-01-01
牧場で輝く家畜の命⑧ A

村上牧場レプレラ(北海道せたな町)のブラウンスイス

牧場で輝く家畜の命⑧ B

給水のためカウロードを往復する

モコモコの帽子を被り、手袋をはめ、ポケットにはホッカイロが2つ。白い息を吐きながら、朝日に照らされる牛さんたちの元へ向かいます。


日が昇りきると、あたりは白銀の景色が広がっていました。どこまでも続く真っ白な世界で目に止まるのは、牛さんたちが自ら作ったであろうカウロード。進んでいく牛さんの後を追うと、ゴールには水飲み場がありました。ゴクゴクと給水を終えて、来た道を戻っていく牛さん。途中でピタリと立ち止まり、舌をペロペロと激しく動かしています。遊んでいるのかと思ったら、上を向いて何かを見ている様子。


空を見上げると、気がつけばフワフワと雪が舞っていました。どうやら牛さんは必死で降り注ぐ雪を舐めようとしていた模様。その姿が愛おしすぎて、思わずクスッと笑ってしまいます。私も子供の頃は、大空に向かって口を大きく開き、雪をキャッチしていたっけ。そんなことを思い出し、寒さを忘れるほど温かい気持ちになったのでした。(全酪新報では毎月1日号に掲載しています)


プロフィール


瀧見明花里(AKAPPLE)


農業に触れるためニュージーランドへ1年3ヶ月渡航。2017年より独立。『「いただきます」を世界共通語へ』をコンセプトに、牛、豚、鶏をはじめとする家畜動物を撮影、発表。家畜の命について考えるきっかけを届けている。


※写真の無断使用はご遠慮下さい

https://photographer-akapple29.com/

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