注目の商品見つけた北から南から
つなぎ牛舎用配合飼料自動給餌器「MAXフィーダー ハイジ」が機能向上、価格は据え置き―オリオン機械
オリオン機械㈱は、つなぎ牛舎用の配合飼料自動給餌器、MAXFeederHID(ハイジ)を9月15日から発売している。タンク容量が350㍑と440㍑の2機種。昨年2月に北原電牧㈱から自動給飼機事業の譲渡を受けた後、同社が新規開発した最初の商品。
ハイジにはICT(情報通信技術)を活用した頭脳が搭載されており、精密な個体管理と多回数給与による効率的な生乳生産かつ自動化による酪農家の労働時間短縮に貢献することが可能。ペットネームのハイジは、High(精密)、Identified(個体別)、Delivery(給飼)の頭文字とアルプスの少女ハイジの牧歌的イメージから命名した。
ハイジの主な特長としては①無人での多回数給与を実現②精密個体別給飼を実現するコンピュータ制御を搭載③コンパクト設計と外装ステンレスにより耐久性を高めた――など。
価格はICT機能がない従来品(グレーンフィーダー)と同等。機能を大幅に向上させつつ、価格は据え置いた。本体価格は利用頭数により異なるが容量350㍑の機種で300万円程度、440㍑の機種で350万円程度。いずれも電気工事、レール設置費等が別途必要。
ハイジに関する問い合わせは、オリオン機械営業本部(電話026‐248‐1965)または、お近くのオリオン機械代理店まで。