お知らせ/酪農乳業
「飼料用とうもろこし子実のかび毒汚染防止・低減対策を」――農水省が関係機関に通知
農水省消費・安全局は3月23日、農産安全管理課長名で「飼料用とうもろこし子実のかび毒汚染防止・低減に向けた技術指導について」関係機関に通知し、酪農家への技術指導を促した。
生産が拡大しつつある飼料用とうもろこしの子実は、栽培段階でアワノメイガ等(東北以南が中心)の害虫等による被害を受けることで、かび毒産生菌が侵入しやすくなるリスクがある。このため、①とうもろこし子実の生産においては、化学的防除(農薬の散布)及び耕種的防除(収穫後の残さの撤去又は地中へのすき込み)を組み合わせたアワノメイガ対策等の取組を行うこと②収穫後は、貯蔵中の子実におけるかび毒の汚染を防止するため、速やかに乾燥・サイレージ調製を行うこと――が重要だとして対応を呼びかけている。