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全酪新報/2026年8月1日号
(2026年8月10日 合併号)
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「搾乳用素牛コスト高で価格高止まり、春分娩牛の導入を見送り秋分娩以降の導入の動き」――全酪連・26年度北海道・都府県畜産主任者会議
全酪連は7月17日、札幌で26年度北海道・都府県畜産主任者会議を開き、搾乳用素牛の需給と価格動向の情報提供・意見交換がなされた。春産み初妊牛の価格高騰を受け、都府県では導入を見送る動きや、秋産み以降への導入を検討する動きがみられる一方、北海道では素牛生産コスト上昇を背景に販売価格の高止まりが続いているなど現状や課題について認識を深めた。-詳細は全酪新報にてご覧ください-

ホテルニューオータニイン札幌で開いた会議。会員農協の担当者ら約65名が意見を交わした
お断り=本記事は8月1日号・8月10日合併号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。
「熊本で大地震発生、飼料タンクの倒壊や育成舎の一部損壊なども確認」
7月28日夕方の熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.1の大型地震では、建物の倒壊や火災等大きな被害が発生。依然停電、断水なども続いている。熊本県酪連によると、29日は停電や断水等の影響で集乳できなかった農家が4戸。翌30日からは集乳を再開している。
停電等を含め、30日現在、県内28戸では飼料タンクの倒壊や一部破損、育成舎の一部損壊なども確認されている。
また九州生乳販連によると、熊本県酪連の熊本工場、菊池工場の両工場とも、生乳の受け入れは行っているが、30日現在では操業停止中。早期の稼働再開を目指す。なお、熊本森永乳業、球磨酪農農協は30日より稼働を再開している。
弘乳舎については、地震直後、一時的に停電が発生。設備点検を行い、29日より生乳の受け入れを行っている。

「鈴木憲和農相が児童と交流『夏休み中も牛乳を飲もう!』」――農水省・消費者の部屋
農水省は7月21日、省内特別展示室「消費者の部屋」にキッチンを開設し、記念セレモニーを開いた。鈴木憲和農相(衆議・山形2区)が、夏休みに入ったばかりの児童らと交流。給食のない夏休みに牛乳を毎日飲んでほしいと呼びかけたほか、早寝早起きなど規則正しい生活や朝食をしっかり摂ることなど、小学生の息子二人を持つ父親としての顔も見せた。
開設したキッチンで調理された塩おにぎりや、牛乳と国産野菜を使った「レモンミルク鍋」が提供され、みんなで味わった。
児童らがセレモニーに先立ち実施されたミニ講座で学んだ内容について鈴木農相が質問。牛乳について学んだことを聞かれた女子児童は「暑い中飲む牛乳は最高だけど、牛さんは寒さに強く、冬にいっぱい乳を出しちゃうことを知った」と答えた。
それを聞いた鈴木農相は「学校で毎日、給食に牛乳が出てくると思うけど、夏休みに入ると給食がない。一方、牛さんは毎日乳を搾らないといけない。だからこそ、できれば夏休み中も牛乳を毎日飲んでくれると嬉しい」と呼びかけた。

小学生からの質問に答える鈴木農相。夏休みに牛乳を飲んでほしい理由や、酪農で使う飼料なども説明した
「全国の酪農家戸数500戸減、25年より4.4%の減少、1戸当たり飼養頭数増加、飼養頭数全体は減少傾向で推移」――畜産統計2月1日現在
農水省がこのほど公表した畜産統計(26年2月1日現在)によると、全国の酪農家戸数は1万800戸で、前年に比べ500戸、4.4%減少。近年の5%を超える離農率と比較すると減少幅は小さくなっているものの、資材コスト高などの影響は大きく、酪農経営を取り巻く情勢は依然厳しい状況が続く。戸数減に対し、1戸当たりの飼養頭数は増加しているが、全体の飼養頭数自体は減少傾向で推移している。
飼養戸数のうち、北海道は4800戸(3.4%減)、都府県は6050戸(4.7%減)。都府県を地域別でみると、全体的には3~5%減となっている一方、北陸の戸数は10.8%減と大きく落ち込んだ。
飼養頭数規模別でみると「50~79頭飼養」の経営体が2310戸(25年比50戸減)と最も多く、次いで「30~49頭飼養」が2300戸(160戸減)、「1~19頭飼養」が2030戸(60頭減)。これまで30~49頭飼養の経営体が最も多くを占めていたが、1戸当たりの飼養頭数が増加傾向もあり、今回統計では50~79頭飼養の経営体が最も多い層となった。
なお、「200頭以上飼養」の経営体は713
戸(4戸増)、「300頭以上飼養」は388戸(6戸増)と大規模経営は前年と同じく戸数は増加傾向で推移している。
他方で、全国の飼養頭数は128万6千頭で、前年に比べて7千頭、0.5%減。内訳については、経産牛80万7千頭(1万3100頭減)、未経産牛47万8800頭(6千頭増)。北海道と都府県でみると、経産牛はともに前年より減少している一方、未経産牛は北海道7100頭増、都府県1200頭減。都府県の今後の生産基盤が懸念される。

「牛乳乳製品課長に蓼沼宏晃氏が就任」――農林水産省7月31日付人事
農水省は7月31日付で人事異動を発令した。畜産局牛乳乳製品課長に蓼沼宏晃氏(たでぬまひろあき、農産局穀物課米流通対策官兼農産局農産政策部企画課付)が就任。23年7月より牛乳乳製品課長を務めてきた須永新平氏は、農産局地域作物課長に異動した。











