全酪新報/2026年4月1日号
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「25年度牛乳でスマイルプロジェクト優良事例報告会を開催、九州生乳販連や広島県酪農協等7事例を表彰、業界一体で消費拡大」――Jミルク

2026-04-01

Jミルク(大貫陽一会長)は3月24日、都内で「2025年度牛乳でスマイルプロジェクト優良事例報告会」を開き、26の優良事例から、消費者への訴求力・普及効果、継続性など特に優れた7事例を最優秀事例として表彰。生産者団体からは九州生乳販連と、広島県酪農協が表彰された。Jミルクは引き続き、優良事例の横展開を通じた需要拡大活動の活性化とメンバー間の連携促進による新たな取り組みの創出を促す。-詳細は全酪新報にてご覧ください-

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表彰を受けた最優秀事例の代表者と酪農乳業8団体の関係者

お断り=本記事は4月1日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「2年間で2万5千㌧削減、需給ギャップの対処に向けた基金規模のあり方検討へ」――脱粉在庫対策

2026-04-01

Jミルクの大貫陽一会長は3月17日に都内で開いた臨時総会の席上、脱脂粉乳とバター需給の跛行性は依然課題であり、脱粉在庫は26年度末で11万㌧に達する予測であると改めて説明。その上で「25~26年度は酪農乳業需給変動対策特別事業(脱粉在庫削減対策事業)により合計2万5千㌧の削減対策を実施することになった。一方、現在の需給ギャップに対処するには『今の基金規模では不十分』という声もある。さらなる在庫削減に向け、今後、戦略ビジョン推進特別委員会において検討を加速し、スピード感を持って関係者のコンセンサスを得ながら必要な対応を講じるべく、検証・議論を進めていく」との考えを示した。


25年度に新設した特別事業は、大幅な需給変動時の備えとして、国内全ての生産者・乳業者の拠出により基金造成し、実施するもの。年間20億円程度、7年間で約155億円の造成を目標としている。


25年度は脱粉1万2千㌧の削減に向け、現在実施している。26年度は脱粉1万3千㌧の削減に向けた実施が決まっている。なお、26年度末の脱粉在庫予測に両年度分を加味すると、8万5千㌧まで削減される見通し。


総会後の記者会見で渡辺裕一郎専務が特別対策の意義を強調。その上で「現状の基金規模では対応できていないというのが業界の共通認識。一層の脱粉在庫削減に向け、基金規模の拡大も検討項目の一つとしてそのあり方についても議論を重ねていくとともに、都府県の乳業メーカーを含め改めて基金の意義を周知し、引き続き関係者の参加・協力を呼びかけていく」と述べた。

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総会終了後の記者会見で挨拶する大貫会長

「新会長に神農しんのう佳人氏(JA全中会長)、脱脂粉乳在庫削減等を図る特別事業に参画」――中酪・臨時会員総会

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中央酪農会議は3月25日に都内で臨時会員総会を開き、26年度事業計画や予算など全議案を原案通り承認した。また、臨時会員総会後に開催された理事会では会長の互選が行われ、神農佳人氏(JA全中会長)が新会長に選任された。


26年度も引き続き、業界協調で脱粉在庫削減等を図る酪農乳業需給変動対策特別事業に参画。流通関係者も含めた業界内外への情報発信や、酪農経営の実態を踏まえた適切な価格形成がなされる環境づくり等に取り組む。


26年度事業のうち、生乳需給安定化・生産基盤対策では、25年度と同様、単年度の需給安定化対策を実施。乳製品国家貿易については適切な輸入枠の設定を農水省等へ働きかけていくとともに、畜安法や生乳需給安定クロスコンプライアンス等の制度運用が適切に行われるよう、状況に応じて必要な対応を行う。


指定団体の組織機能強化・流通対策としては、指定団体の生乳取引交渉を側面から支援するため、定期的に酪農経営及び牛乳・乳製品市場の動向を収集、分析のうえ、必要な情報提供等を実施。生産現場の記帳・記録の保管については、酪農家の利便性や指導組織の業務効率化の観点から電子化の検討、補助事業等の活用を前提としたシステム開発を行う。


酪農・国産牛乳乳製品理解促進広報事業では、生活者をはじめ、流通や報道関係者に向けた情報発信を引き続き実施。酪農教育ファーム活動やミルクジャパン運動、他企業・団体とのコラボ等を通じて酪農の理解者や応援者の確保・拡大を図る。このほか、酪農経営の実態把握等を目的に3年ごとに行っている酪農全国基礎調査も実施し、地域での課題解決に向けた検討につなげる。


コロナ禍での不需要期対応として創設した牛乳等不需要期需給対応事業は当初予算化。指定団体が牛乳等を買い上げ、既存の需要に競合しない施設への無償提供等により、脱粉・バター等の仕向け量削減を図る取り組みも継続支援する。


「全酪連乳配㌧当たり1250円値上げ、円安進行や原材料価格の上昇等で」――4~6月期配合飼料価格

2026-04-01

全酪連はこのほど、2026年4~6月期の牛用配合飼料価格を、前期(1~3月)から㌧当たり1250円値上げすると発表した。外国為替が円安となっていることや、原材料価格の上昇が主な要因。哺育飼料は、㌧当たり1万4千円値下げする。


直近の全酪連の配合飼料価格の動向を振り返ると、25年1~3月は㌧当たり2650円の値上げだったものの、一方で4~6月期は500円の値下げ。7~9月期は2千円、10~12月期は300円の値下げと3期連続の値下げとなっていたが、直近の26年1~3月期は、4500円値上げした。


3月19日にJA全農が全畜種総平均で㌧当たり約1250円値上げ、ホクレンは約1400円の値上げを決定した。


配合飼料をめぐっては、緊迫化する中東情勢の影響から、原料価格や為替相場、海上運賃への影響も懸念される。

「TBS主催・子ども向け体験イベント『AKASAKAあそび!学び!フェスタ2026』にMILK JAPAN牧場が登場!」――中央酪農会議

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中央酪農会議は3月20~22日、東京・赤坂で行われたTBS主催の子ども向け体験イベント「AKASAKAあそび!学び!フェスタ2026」に出展、「MILK JAPAN牧場」を3日間限定でオープンした。体を動かして搾乳や除ふん作業を体験できるゲームや、スマホを使ったクイズといった楽しい『あそび』を通じ、子どもたちに酪農や牛に親しみを覚えてもらいながら、その魅力を伝えた。


出展の目的について中酪の寺田繁事務局長は「春休みで学乳供給が休止しているこの時期に、都会の皆さんにMILKJAPAN牧場を通じてミルクと酪農をもっと好きになってもらい、牛乳・乳製品をいっぱい飲んで食べて応援してもらえれば」と語った。


ブースでは、3つの体験を提供。初めに、モニターに映った牛舎の牛のうんちを掃除するAR型体験ゲーム「おそうじチャレンジ」で体を温めた後、模擬搾乳体験で牛と疑似的にふれ合い。最後に、スマホで参加できる「ミルクイズ牧場」で酪農や牛乳・乳製品を楽しく勉強。参加者にはミルクノートやシール、酪農応援アンバサダーのアイドルグループ・高嶺のなでしこも登場する「牛乳を飲んで、酪農応援!キャンペーン」(3月1~31日まで)等のチラシ、MILKCLUBの冊子をプレゼントした。


21日には、同イベント応援アンバサダーのタレント・やす子さんもMILK JAPAN牧場を見学。おそうじチャレンジや模擬搾乳体験を楽しんだ。

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赤坂サカスに登場したMILK JAPAN牧場。たくさんの親子連れが模擬搾乳などを通じ、酪農に親しんだ

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