乳滴/2025年11月10日号
ネット遮断時の対応
アサヒグループHDにサイバー攻撃との発表が9月29日にあって影響が長引き、ビールの注文が他社に流れるなど混乱が広がっている。受注は手作業で再開との報道があったが、効率は大幅ダウンだろう。
その後アスクルもサイバー攻撃と発表(10月19日)。ネット受注が中止になった。本会ではコピー用紙など事務用品をほぼアスクル一社に頼っていたものを、同業他社に変更した。こうした障害の影響は当該社にとどまらないのだ。
ほかにサイバー攻撃ではないが「クラウドサービス大手のAWS(アマゾンウェブサービス)で通信障害、2500社に影響」との報道も(日経夕刊、10月21日)。NYタイムズ電子版(10月20日)によると、米国バージニア北部のAWSデータセンターが、現地時間10月20日明け方に2時間余り機能停止し、米国や英国の企業に影響があったと伝えている。
ネット通販などの商取引、各種管理業務は、昔(例えば20年前)には考えられないほど便利で効率的になったが、円滑なネット接続が大前提になっている。平常時には気が付かないが、便利さの裏には脆弱な部分もあるということが、こうした事件、事故で明らかになった。もしもの時にも冷静に対応できるよう、物心ともに備えは必要だ。









