乳滴/2025年12月1日号
理解醸成活動の入り口
協会事務所入口の受付台に小さなショーケースがある。展示物は牛乳パックのミニチュアで、酪農会館1階にガチャ(1回300円)が登場した頃から飾られるようになった。数えたら40種類以上ある。職員が自費で集めた。事務所を訪れる業界関係者も他の業者さんも、初めて見た時は見事さに感嘆する。ガチャは賞品を選べないので、ダブりは値札をつけとくと誰かが買ってゆくという。同好の士は結構いるのだ。
メルカリ等、会館以外で仕入れた銘柄モノや乳牛フィギュアも加わり、展示コーナーの存在感は徐々に増している。
広く一般を対象とした酪農理解醸成活動を進めるうえで、生産費高騰、乳製品需給問題など重要かつ喫緊の課題ではあるものの、まずは牛好き、牛乳好きな人々に働きかけてはどうかという提案が、11月21日の酪政連の会議で委員からなされた。「酪農がたいへんだから牛乳を買ってくださいと言うより、牛が好き、牛乳が好きというのが先だと思う。苦労話は後でいい」(大分)、「牛ファン、牛乳ファンは結構いて、牛グッズも売られている。そこから入って牛乳を飲んでもらうという流れの方が取り組みやすいと思う」(新潟)。
牛乳パックのミニチュアガチャも、そんな入り口のひとつといえるか。









