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Jミルクが学術組織「乳と社会文化のネットワーク」設立―代表幹事に和仁皓明氏が就任

2012-05-09

(社)日本酪農乳業協会(Jミルク、高野瀬忠明会長)は4月8日、「乳と社会文化のネットワーク設立総会」を東京都内で開催した。総会では代表幹事に和仁皓明氏(西日本食文化研究会主宰)を選任し、事業計画を原案通り承認した。同ネットワークは、今後、乳が持つ社会的・文化的価値に関する知見の研究、調査活動などを実施する。


Jミルクは12年度事業計画の中で、乳の学術連合として①健康科学会議②乳と社会文化のネットワーク③牛乳食育研究会――の3つの研究組織を設立して普及事業を進める方針を決定した。今回設立された乳の社会文化ネットワークは、研究調査活動として指名委託、公募による委託をそれぞれ4件程度、合計8件程度を予定している。


そのほか①情報収集・提供②研究者交流③乳の社会文化フォーラム等の開催④酪農乳業関係者やメディアを対象としたセミナーへの協力――を実施することを決めた。


Jミルクの高野瀬会長は、同ネットワークの役割について「1つ目は栄養機能とは別に社会的・文化的価値の向上、2つ目は日本の独自性のある乳文化の価値の解明、3つ目は酪農・乳業を産業としてだけでなく、文化的な役割も果たしているということを明確化し、発展させることである」と説明した。


また、代表幹事就任に当たり和仁氏は「1955年に雪印乳業に入社し、92年に退職するまでのほぼ40年間、乳業界に身を置いていた。雪印乳業では開発企画をしていたが、日本人の伝統的なしょうゆ、味噌といった調味料、かつおぶし、昆布といった出汁の文化と、チーズやバターが融合するのかどうか真剣に悩んだ。しかし、日本は異文化を吸収し、同化してきた歴史がある。チーズの消費量は、20世紀初頭には日本人1人当たり年間0.9㌘と1㌘にも満たなかった。それが昨年は2.3㌔まで増加した。100年間で2300倍も増えた。近代酪農がどのような形で定着したのか、それをどのようにプロモートするのか。歴史をしっかりと理解し、次の30年、50年を予測する仕事をしなければならないと感じている」と抱負を述べた。


乳の社会文化ネットワーク会員は次の通り(4月8日現在、敬称略)。


▽井内智子(生協総合研究所研究員)▽鵜川洋樹(秋田県立大学生物資源科学部教授)▽江原絢子(東京家政学院大学名誉教授)▽大江靖雄(千葉大学大学院教授)▽小野史(農業・食品産業技術総合研究機構中央農業研究センター研究員)▽上岡美保(東京農業大学国際食料情報学部准教授)▽栢英彦(日本大学生物資源科学部講師)▽小長谷有紀(国立民族学博物館民族社会研究部教授)▽清水池義治(名寄市立大学保健福祉部講師)▽生源寺眞一(名古屋大学大学院教授)▽橋爪伸子(同志社大学経済学部講師)▽東四柳祥子(梅花女子大学食文化学部講師)▽平田昌弘(帯広畜産大学畜産科学科准教授)▽細野明義(日本乳業技術協会常務)▽細野ひろみ(東京大学大学院准教授)▽前田浩史(日本酪農乳業協会専務)▽和仁皓明(日本食文化研究会主宰)。

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