乳滴/2025年5月20日号

出来秋の情勢は…

2025-05-20 乳滴

5月に入りカエルの声がうるさくなったのは、近所の田んぼに一斉に水が入ったから。初めて体験する人は、大合唱する無数のカエルを想像して恐怖するらしい。しかしそれは最初だけ、数日するとカエル音は気にならなくなる(慣れる?)から不思議だ。


例年以上に世間が注目する田植えの季節。農協から春肥と除草剤・殺虫剤購買代金の明細が届いた。小農なりの金額だが「それだけあれば5㌔のコメいくつ買える?1袋4千円として」と早速暗算する同居人。「家族の分なら、作るよりも買う方が安い」というのがどうやら結論らしい。


当然ほかにもいろんな費用がかかる。ジャンボタニシやカメムシ対策等、時間も手間も必要。


これらを足し上げて説明すると「コメ辞めたら?」と言われそうなので、黙っていた。食べるだけなら確かに買う方が安い気がしなくもない。


明細と一緒に「令和7年産出荷契約米JA出荷価格の目安」なる1枚紙が届いた。「実際の概算金単価は出回り期の需給環境、生育状況、価格動向などをふまえて出来秋に決定」との但し書き付きで、60㌔当たり6年産並みの数字。


現在のコメ価格を「決して高いとは思っていない」との農協人の発言が報じられたが、出来秋の情勢は、果たしてどうなっているだろうか。

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