乳滴/2026年2月1日号
畑も春機発動
まもなく立春。地元農協から、産地の不作を告げる釈明文とともに例年よりやや遅れてメークインの種芋が届いた。昔は彼岸の頃に植えていたジャガイモだが、近年、わが家周辺では2月に植えるようになっている。
年末以来のからっ風にさらされて乾いた畑をよく見ると、ホトケノザが目立たないながら広がりを見せている。少しずつ日脚が伸びているのを敏感に感じているに違いない。雑草もこの程度くらいまでは健気な可愛さがある。
近所の農機店から、農機整備はわりとヒマな2月に予約してくれると助かると聞いていたので、先日、トラクターのオイル交換等を頼んできた。生産者米価が30年ぶりの水準で農機売り上げ好調という一般紙の報道があったので、さぞかし景気が良いに違いないと思って営業担当に聞くと、系列店で売れているのは管理機、歩行型ハンマーナイフモア等、数十万円の小型機種が多いとのこと。
営業氏は「令和7年産は良かったけど、あれはたまたまで、すぐ値下がりするかもという警戒感が農家にはある。あいかわらず辞める農家も多い」とボヤいてた。
実はこの農機店は拠点の整理を進めている。徒歩圏にコンビニもバス停もなくなってしまったが、せめて農機店だけは残ってほしい。









