乳滴/2026年1月10日号
おこめ券届いた
おこめ券が旧年中に自宅に届いた。暮れも押し詰まったある朝のテレビ番組で「おこめ券発送作業、職員が急ピッチで準備、年内に配布」と、なぜか純農村地帯である地元役場での発送作業の様子が報じられ、それから間もなく受け取った。ひとり当たり3080円分(440円券×7枚)。額は自治体により異なり、別の形で給付する自治体もある。
農水省によるとスーパーのコメの平均価格は5㌔4337円(12月15日の週)。お店でコメを買う家庭にとっては、家計への強力な支援策になろう。お店が認めた商品ならコメ以外にも使えるので、稲作農家のわが家ではお正月用食材の支払いに使った。
消費者からすればコメが5㌔税込み2千円台で買えた3~4年前の水準に戻ってほしいというのが本音だろう。一方で生産者はそれまで安すぎだったと思っている。両者の認識には隔たりがあり、これを埋める努力と工夫をしなければ、今後ますますこの隔たりは広がってしまう。
「最近はおコメ高くてとても買えないわ」とボヤく義姉が年末、家族のクリスマス会を渋谷のカフェで開いたと、参加した義母から聞き、一瞬「コメは買えないのに渋谷のカフェで?」と妙な気分になったが、まあ価値観の違いだろうと聞き流した。









