全酪新報/2022年4月20号
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「生乳生産3年連続増加」中酪・21年度販売実績――需給対応が喫緊課題

2022-04-20

中央酪農会議が取りまとめた用途別販売実績によると、2021年度の全国の販売乳量は723万4672㌧で、前年度比2.4%増。3年連続で増加となった。一方、現在はコロナ禍等による牛乳・乳製品需要の減退に加え、季節的な生乳生産の増加も相まって需給は大幅な緩和傾向にある。脱脂粉乳在庫も過去最大に積み上がっている状況下、処理不可能乳の発生が懸念される大型連休を前に、年末年始や年度末と同様、酪農乳業関係者が一丸で需給対応に取り組むことが喫緊の課題となっている。-詳細は全酪新報にてご覧ください-

お断り=本記事は4月20日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「酪農景況感が大きく悪化、政策金融公庫・2021年調査」――今後さらに厳しさ増す見通し

2022-04-20

日本政策金融公庫が3月23日に公表した2021年の農業景況調査によると、ウクライナ情勢等を背景とする資材コストの高騰などにより、新型コロナの影響も大きい農業全体の景況DI(※)はさらに悪化した。20年もマイナスだった酪農の景況感も、北海道は前年実績より13.5㌽低下、都府県においては23.1㌽低下と大幅なマイナス値となった。


22年は北海道で雷雨(マイナス50㌽以上)とさらに厳しさを増す見通しとなっている。生産コストDIでみても悪化している現状は顕著で、酪農でも北海道と都府県ともに21年は前年同期の約2倍までマイナス幅が拡大した。現下のエサ高や資材の高騰、輸入粗飼料の供給不安、脱脂粉乳在庫問題等が経営に与える影響は大きい。


酪農の景況感をみると、北海道は15~19年は好調だったものの、20~21年は悪化。都府県も概ね同様の傾向で推移している。22年はともにマイナス幅はさらに拡大する見通しで、21年と比べ北海道は21.9㌽低下のマイナス54.7、都府県は7.6㌽低下のマイナス47.1とみている。


生産物の販売価格の景況感をみる販売単価DIは、北海道は20年より15.4㌽低下のマイナス53.2、都府県は12.8㌽低下のマイナス36.5と悪化。また、生産コストDIについは、北海道は35.6㌽低下のマイナス81.0、都府県は42.9㌽低下のマイナス81.4とともに大幅に悪化した。


調査はスーパーL資金や農業改良資金の融資先を対象に、1月に郵送でアンケートした結果をまとめたもの。計7171先のうち、酪農は北海道296先、都府県296先が回答した。前年同期の調査と比較すると、畜産経営者の回答数は全体的に増加しており、酪農でみても北海道は78先増、都府県は88先増と、厳しい情勢下を背景に酪農家の景況感に対する関心も高くなっていることが明らかとなった。


※=DI(ディフージョンインデックス)。前年と比較し「良くなった」の構成比から「悪くなった」の構成比を差し引いた値。景気の善し悪しを総合的に示す景気総合指数の一つ。


4月20日号記事2-図

「畜産クラスター事業の効果、経産牛5万4千頭増加」――21年6月末現在

2022-04-20

農水省がこのほど取りまとめた畜産クラスター協議会実態調査(暫定版、2021年6月末現在)によると、同事業を実施した酪農経営では、事業実施前と比べて乳用経産牛が5万4396頭(16%)増えていることが分かった。調査結果は、21年3月末までに事業を完了した施設整備339件、機械導入3517件の成果をまとめたもの。施設整備を実施した経営では平均136頭、機械導入を実施した経営では平均13頭程度の増頭となった(育成牛含む)。


また、事業を活用して搾乳ロボットを導入した220戸では、1日1頭当たり乳量が28.9㌔から31.2㌔と7.9%増加。このほか、事業を実施した経営では、飼料収穫面積の拡大(32.7㌶から37.22㌶)、性判別精液の種付割合の増加(23.6%から27.0%)が見られた。


21年度補正予算では、畜産クラスター事業に713億4100万円(所要額)を措置。従来に引き続き、収益力強化等に必要な施設整備や機械導入等を支援する。また、既存の中山間地域優先枠等に加え、新たに飼料増産優先枠を新設。牧柵や飼料調製機械などの整備を支援し、国産飼料の増産を後押しする。


同調査は21年7~8月に実施。悉皆調査ではなく、回答のあった協議会のみを集計した。

「消費拡大へ農林関係会議で牛乳・乳製品を配布」――自民党

2022-04-20

5月の大型連休にかけて処理不可能乳の発生が懸念される中、政府与党の自民党においても、3月31日以降、農林関係の会議出席者へ牛乳・乳製品の配布を行うなど、消費拡大に率先して取り組んでいる。


4月5日の自民党・総合農林政策調査会と農林部会の合同会議に出席した、酪政連の佐藤哲委員長は飼料高騰対策等を要請。その中で、会合での消費拡大の取組に謝意を示した上で「我々が今一番困っているのは、牛乳の消費拡大対策。これからも推進していきたいと考えているので、この先も協力をお願いしたい」と述べた。

「こどもギャラリー、フォトコンテスト作品募集中」――全国酪青女発表大会事務局・5月20日締め切り

2022-04-20

全国酪農青年女性酪農発表大会事務局は現在、「第48回らくのうこどもギャラリー」「第12回酪農いきいきフォトコンテスト」の作品を募集している。いずれも自作で未発表のものに限る。「5月20日が〆切(必着)」。提出はお近くの酪青女会議・事務局まで。


らくのうこどもギャラリーは、酪農を中心としたテーマの絵を募集するもので、4歳から中学生までの子ども(酪農家の子どもも含む)を対象としている。酪農や乳牛を題材に、毎回、子どもらしさ溢れるのびのびとした表現に満ちた絵から、繊細で細やかなタッチで描かれたものなど幅広い作品が多数寄せられている。


酪農いきいきフォトコンテストは、生産現場における消費者の理解促進を目的として、乳牛のいる風景や毎日の作業風景をテーマに酪農家が自ら撮影した写真を募集するもの。7月14~15日に東京で開催予定の第50回全国酪青女発表大会において応募作品を掲載し、酪農家など参加者による投票を実施。審査結果は同大会開催中に発表する。


両作品の応募には作品の題名、住所、氏名とふり仮名を始め、こどもギャラリーは年齢と学校名及び学年、保護者名を記入。酪農家の子どもの場合は所属組合名も記入すること。また、フォトコンテストは応募した生産者の所属組合名の記入が必要となる。大会時には万雷の拍手で迎えられる両コンテスト作品。ふるって応募いただきたい。

連絡先・MAP

一般社団法人 全国酪農協会
所在地 〒151-0053
東京都渋谷区代々木1-37-2
酪農会館5階
電話番号 代表(総務部):03-3370-5341
(業務部・共済制度)
     :03-3370-5488
(指導部・全酪新報編集部)
     :03-3370-7213
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