北海道胆振東部地震災害のお見舞いを申し上げます。
被災された皆様に、おかれましては
一日も早く復旧されますことを心からお祈り申し上げます。
一般社団法人全国酪農協会

全酪新報/2018年9月20日号

「北海道地震、生乳損失2万トン超える」――影響の長期化懸念

2018-09-20

9月6日に発生した北海道胆振東部地震による酪農乳業への深刻な影響が長期化する情勢だ。2万㌧を超えるかつてない大量の生乳損失に加え、乳房炎の発生など乳牛個体へのダメージが今後どこまで広がるか心配されている。ホクレンの9月上旬の生乳受託乳量(速報値)は前年比16.1%減の8万6091㌧と大幅に落ち込んだ。地震前に今年度産の牧草やトウモロコシの不作も明らかになっており、今後の生乳生産の動向が懸念されている。一方、道内乳業工場の再開後も生乳流通や販売への影響は尾を引き、道内外で一部牛乳等の欠品が起きている。

お断り=本記事は9月20日号をベースにしておりますが、日々情勢が急変しており、本ホームページでは、通常の態勢を変えて本紙記事にその後の情報も加えた形で状況を掲載するなど、一部記事の重複などが生じることもあります。ご了承ください。

「自家発電機使用も搾乳7時間遅れ」――足寄町・吉川さん

2018-09-20

震度3の揺れを観測した足寄町内の酪農家、吉川友二さんによると、9月6日は地震の揺れで目を覚ました。いつも朝4時頃から作業を開始するが、その日は地震による影響なのか停電していたため家の中は真っ暗。作業時間を遅らせ4時30分頃から作業を始めた。搾乳以外の作業を先に済ませ朝食をとり一息つきながら通電を待った。


しかし、時計を見るとすでに9時。徐々に焦燥感にかられ、ラジオの地震情報に耳を傾けた。すると想定外の大規模停電が発生しているとのこと。驚いてすぐに所有している発電機を稼働させ搾乳牛舎の動力盤に接続するために電気工事を業者に依頼した。5件の先客があったが作業は11時頃に完了した。


搾乳作業は約7時間遅れで始まった。発電機はトラクターの動力を電力に変えるPTO発電機だ。吉川さんは「今日は1回搾乳になるが、牛も頑張ってくれているので生乳を廃棄することは考えられない」と述べた。

「日本ホルスタイン登録協会が創立70周年記念式典開く」――140名出席

2018-09-20

日本ホルスタイン登録協会(前田勉会長)は9月5日、東京・中野サンプラザで創立70周年記念式典を開催した。式典には農水省をはじめ畜産関係団体の役職員ら約140名が出席。農水省の枝元真徹生産局長、家畜改良事業団の伊地知俊一理事長、全国酪農協会の馬瀬口弘志会長らが祝辞を述べた。また、長年にわたり登録事業に尽力してきた功労者61名に感謝状が贈られた。


国内のホルスタイン登録事業は、1911年に日本蘭牛協会が開始。1948年には日本ホルスタイン登録協会が全国一円で登録事業を行う公益法人として国からの認可を得て創立された。

「北海道地震などの支援に義援金を募集」――中酪・臨時総会、副会長の瀧澤氏(ホクレン副会長)を選任

2018-09-20

中央酪農会議は9月13日、都内で臨時総会を開き、このほどの北海道胆振東部地震をはじめ、豪雨・台風など多発している自然災害により被災した酪農家の復興を支援するための義援金募集を承認した(口座番号、口座名義などは別掲)。また、役員補選・互選では、副会長に瀧澤義一理事(ホクレン副会長)を選任した。中酪によると、北海道の生乳生産は13日の段階で約1割減まで戻っている。


臨時総会の冒頭、中酪の中家徹会長は「9月の飲用最需要期に当たり、酪農乳業関係者が一体となり、牛乳市場の混乱回避へ万全の体制で臨んできたが、相次ぐ自然災害に翻弄され、都府県を補完する道外移出生乳が配乳できない状況が生じ、需給は一層予断を許さない」として、今後の需給状況に懸念を示した。


役員補選では、瀧澤副会長のほか、井上久理事(北陸酪連会長)、岡田穂積理事(中国生乳販連会長)、隈部洋理事(九州生乳販連会長)、秋山佐内監事(関東生乳販連常務)が選任された。

「北海道地震や豪雨被害等に支援、義援金の募集開始」――組織関係者、一般が対象

2018-09-20

中央酪農会議は9月14日から、このほど発生した北海道胆振東部地震や豪雨・台風で被災した酪農家の経営復興を支援するための義援金の募集を開始した。募集対象は組織関係者(全国団体、指定団体、会員生産者組織の役職員、酪農家)と一般(被災した酪農家への支援に賛同する方)の2通りで、口座番号や口座名義、対象とする災害などは次の通り。


組織関係者 農林中央金庫本店、口座番号=普通預金7509700、口座名義=中酪胆振地震他災害義援金(チユウラクイブリジシンホカサイガイギエンキン)。


一般 農林中央金庫本店、口座番号=普通預金7509890、口座名義=中酪胆振地震他災害酪農義援金(チユウラクイブリジシンホカサイガイラクノウギエンキン)。


なお、義援金贈呈の対象とする災害は、18年7月豪雨、台風第5号、6号、7号、8号、20号、21号、北海道胆振東部地震。

「農水大臣賞に山崎さん(岩手県岩泉町)」――第36回全農酪農経営体験発表会

2018-09-20

JA全農は9月7日、東京・大手町の日経ホールで第36回全農酪農経営体験発表会を開催。農協や県連から推薦で代表に選ばれた酪農家6名が自身の経営技術や将来の展望等を発表し、最優秀賞・農林水産大臣賞には岩手県岩泉町の山崎敏さん(39歳)が輝いた。大会には酪農家など関係者470名が出席した。


2012年に就農した山崎さんは、経産牛34頭を飼養する家族経営。土作りを大切にという考えのもと、長年かけて土壌改良を行って良質な粗飼料生産に努め、粗飼料自給率は100%。育成牧場の活用など労働力を削減しながらも、堅実な飼養管理で経営上のロスは非常に少なく、高い所得水準を実現している。


最優秀賞の受賞を受けて、山崎さんは「やはり農業の基本は土作り。これからも基本に忠実に、牛のことを最優先に考えながら、時期を見つつ上を目指していきたい」と今後に向けて意気込みを語った。

「第7回酪農未来塾開講、思い、展望を塾生間で共有」――酪農協職員など関係者約50名が参加

2018-09-20

全国酪農協会(馬瀬口弘志会長)は9月13~14日の2日間、神奈川県三浦市のマホロバ・マインズ三浦で第7回酪農未来塾を開講した。今年2月の第6回に引き続き、主に酪農組合職員を対象に参加を呼び掛けたもの。ワークショップ等を通して、日頃現場で酪農家と接する中で思っていること、酪農の展望について意見を交わすとともに、それぞれ塾生間で思いを共有した。酪農協職員や酪農家など塾生25名をはじめ、関係団体の役職員約50名が参加した。


開会にあたり主催者挨拶した馬瀬口会長は「酪農ほど幅広く奥深い産業はない。日頃思っていることや苦労、楽しさ、夢を語り合った時の感動を皆で共有できたら素晴らしい会になる」と述べ、活発な議論がなされるよう期待を寄せた。


ワークショップは、獣医師やコミュニケーションの研究者等で構成される農場どないすんねん研究会(通称=NDK)が企画・進行を担当。「塾生が自身の言葉で意見を交わせるようになること」を狙いに、分科会や発表等を通じて酪農への思いを全体で共有した(詳細は次号以降)。


また、当日は農水省牛乳乳製品課担当官が酪農をめぐる情勢に関して講演したほか、中酪の並木健二参与が同会が毎年行う全国基礎調査の結果を解説。それぞれの講演の合間には、塾生同士でその内容について意見を交わす時間も設けた。

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