乳滴/2024年6月1日号
知恵と工夫と牛乳で
今年も高温・高湿度の季節となった。逃げ場のない蒸し暑さに働く意欲もひるみがちだが、知恵と工夫で乗り切りたい。
まず衣類。綿100%のシャツは、自宅でくつろぐ時は快適だが、いったん汗をかくと肌に張り付き、風が抜けずオーバーヒートしてしまう。これに対し、薄手で風通しよく、吸汗性・速乾性に優れた化繊製品が市販されている。スポーツ用品店を見ると、綿製品ほどではないが、わりとお手頃価格で手に入る。それから最近よく見る、くるぶしまでの丈の短い靴下(アンクレットソックス。安価)も、暑熱環境下で効果的だ。くるぶし下までの靴下だとモノが当たった時にかなり痛いので、くるぶしは覆いたい。これに超薄手のニッカズボン(安価)と麦わら帽(ピンキリ)を合わせると、滝のような汗をかいても時折吹く風が涼しげに感じられ、まあまあ働ける。
それでもずっと動いていると倒れかねないので、ガマンはせずに細かな休憩を。ひとりで働いている時も仲間との共同作業でも、計画的に日陰に腰かけて、小休止をとる。
そして休憩時には「冷たい牛乳」。Jミルクも「ビタミン・ミネラルやたんぱく質が豊富な牛乳は、夏の水分補給にぴったり。水やお茶の代わりに、ぜひ」とホームページで呼びかけている。