乳滴/2024年7月10日号
脱脂粉乳を使い易く
季節の長雨に降り籠められて畑に出られず、薄暗い部屋で本を読んだり、スマホを見たりしていたある日の午後、家族が「食べる?」と差し入れてくれたのが牛乳寒天(缶みかん入り)。懐かしい食感。冷たいノドごしとほのかな甘み。「安く簡単に出来るから子どもが小さかった頃はよく作ったよ」と言っていた。
パック半分で大量に出来たようだが、懐かしさもあってペロリとたいらげた。牛乳をそのまま飲むよりも、体温が下がる感じ。冷たいスイーツで気分がさっぱりしたので納屋でロータリーカバー内側についた泥落としをやり、古ダンボールをたたんで結束。牛乳寒天のおかげで、いくつか仕事が片付いた。
プレーンヨーグルトに輪切りしたバナナを投入して朝食の一品に。ランチのペペロンチーノにはバター大量投入。シュレッドチーズはトーストやカレーに載せて楽しむのがわが家流。牛乳・乳製品を積極的に飲み、食べているつもりだが、つい後回しになってしまうのが脱脂粉乳(スキムミルク)で、はじめはホットミルクを作ったり、コーヒーに入れて楽しんだが、これくらいではなかなか減らない。脱粉大量消費の第一歩として、まず塩・砂糖と同様の蓋つき容器を用意して袋から出すことから始めてみようか。