乳滴/2019年1月20日号
林先生と“欣ちゃん”
テレビで誰にも分かるよう、奥深い知識を解説してくれる林修先生。2017年からJAグループのサポーターを務めており、消費者に対して酪農を含めた農業理解醸成の活動に力を貸してくれている。2月3日には都内でJAグループが主催する「親子で学ぼう『農業』と『地域の助け合い』」をテーマに開催されるセミナーにも特別ゲストとして出席する。
昨年は牛乳が高齢者の認知症のリスクを軽減、筋肉の衰えを防ぐとの研究を林先生が別の番組で取りあげ、牛乳消費拡大に応援いただいたことを7月20日号の本欄で紹介した。
また、新年1月6日の「林先生が驚く初耳学、2019年教育の新常識」(MBS・TBS系)の中では、コメディアンとして一世を風靡してきた萩本欣一氏(77歳)と対談。欣ちゃんは現在、駒澤大学4年生で仏教学を学んでいるが、同級生に就職相談等のアドバイスをしていることが紹介された。
印象に残ったのは「(必ずしも)好きではなかった仕事に就いた人の中に意外に名人と呼ばれている人が多い」と人生の先輩として欣ちゃんが過去の経験からアドバイスしたこと。仕事の入口は希望通りではなくとも、その後の仕事に対する取組み方で結果が大きく変わるということだろう。
本年12月30日にTPP11が発効。日EUEPAは来年2月発効を目指している。TAGでは日本の農業・酪農の未来のために何としても譲れないものは死守してほしい。